水槽の立ち上げ方
ー できるだけお金と手間をかけない海水魚飼育 ー
私のスタイルは「できるだけ維持費をかけない、水槽の手間を省く」です。低コストかつ手間の少ない、実際に私が使っているやり方をそのまま公開します。
記事を読む前に
この業界には、いろいろな飼い方・水槽の形があります。飼育マニュアルはショップによっても、飼育者によっても違います。
もし誰かを参考にする場合は、その1人以外の飼い方・要素は取り入れないでください。なぜなら、ある一部分を変えただけで上手くいかなくなるような、絶妙なバランスで生態系が保たれているケースが、感覚として多いからです。私のやり方を参考にするなら、そのやり方に必ず則ってください。
もし私のやり方が合わないと思うのであれば、この記事は完全に忘れてもらって構いません。水槽を作り直したいと思ったときに、また検討してもらえれば十分です。
お金と時間の覚悟
生体が生きていく環境を1から作るということ。いくらお金をかけても、バクテリアの定着や生態系のバランスには「時間」がかかります。SPSの飼育に適した機械を導入している水槽でも、濾過槽ではろ材が使われています。機械に頼る物理濾過だけでは、生き物は飼えません。
なぜ最初にこんな厳しいことを言うのか。それは、私自身がこれまでに数多くの生体を死なせてしまった経験があるからです。私たちが飼育しようとしているのは「生き物」です。犬や猫のように高額ではありませんが、陸上で飼う魚類は、とても脆い生き物です。そのことを、必ず頭の片隅に置いておいてほしいのです。
それを念頭に置いた上で、この先を読み進めてください。
必ず必要なもの
長年ショップで働いたり、数多くのショップの話を聞いたりしてきた結果、一番お金がかからず、最低限の設備で始められるのが以下の組み合わせです。
楽天ROOMでまとめて見る ›この時点で、30cm水槽目安で20,000円前後かかります。そのため、最低金額を20,000円としています。もちろん、中古の水槽・ライト・ウェーブポンプを使えば、もう少し金額は抑えられます。
まだお金をかけられる方へ
余裕がある方は、以下を必要な順に並べているので、この順番で揃えていってください。
これで、私が実際に使っている機材は全てです。
実際の立ち上げ手順
- 土壌バクテリアの場合:水量50Lに対して5ml
- バイコムの場合:水量50Lに対して、ピンクの21を110ml、青の78を55ml
- 水量10Lに対して1kgが目安
- 魚のみであれば、水道水+安い人工海水の素でも◯
- サンゴを入れるなら、RO水や人工海水の素も選ぶ必要あり
- 時計回り、または反時計回りで水が循環する位置に設置
- 水面に波が当たるようにする
- 淀みができないようにする
日々のメンテナンス
換水のペース
コケ掃除
水槽に必須の生体
あとはお好きな生体を入れましょう。
最後に
私は何度か飼育を失敗して全滅させてしまったことがあります。
それから長い間海水水槽をやめて離れている期間もありました。
みなさんには同じ経験はせずに海水水槽を楽しんでもらいたいです!
よき海水水槽ライフをお過ごしください!
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